レシート
出国時の税関でレシートと商品を照らし合わせて持ち出しが正しく行われているか検査をされる可能性があるということです。
免税手続きをしたレシートだけをまとめて、出国時にはすぐに出せるように携帯しておいた方がいいでしょう。
といっても、自分自身レシートも商品もまともに確認されたことはありません。税関の人もプロなので、「別に何もやましいことはないから、確認されても構わない」と思っている人の見分けがつくんだと思っています。
カードでの支払い
支払いに使ったカードの名義人とパスポートの名義人が一致する必要があります。
自分のカードで支払ったけれど、自分はパスポートは携帯していなかった。一緒に出国する同伴者はパスポートを携帯している・・・という状況でも、免税はできなくなります。
買った当日しか免税できない
免税手続きができるのは、商品を購入した当日のみです。特に百貨店など、いくつもの売り場で会計をした後にまとめて免税カウンターに行く、などという場合、うっかり忘れて持ち帰ってしまわないように注意です。
免税すると不便なこと
食料品や化粧品などの消耗品、そして一部の電子機器は日本国内で開封することができないよう、特殊な袋に入れて厳重に封をされます。
持ち出すつもりで買ってはいるけれど、持ち出すまで使ってみることもできない。
そんな葛藤は仕方がないにしても、不便なのはこれ。
こういう詰め方でたくさん入れられるので、重い物をスーツケースの下に入れる、とか、荷物の隙間にちょこちょこ入れる、とかは無理です。荷造りがしづらい仕様です。おまけに、下のアイライナー、アイブロウをごらん下さい。
最後に荷造りをする時には全部スーツケースに納めなくてはならないので、なるべくボリュームを減らしたいのに、箱が邪魔なのです。
日本は過剰包装の国。このパッケージ代や、輸送費もバカにならないだろうに。大きくすることで、万引き防止になって元が取れるんだろうか、とか色々考えずにはいられません。
かつてはレジ前で箱から出して袋に詰め直させてもらったこともありましたが、今回は断られてしまいました。
免税が必ずしも得ではない
買う前によく調べると、必ずしも免税が最安値でないことがあります。
ポイント還元がある時もある。免税で割引した金額よりも安い店もある。
免税ができるお店を求めて遠方に行くと、交通費がかさむこともあるでしょう。
今回とりわけビックリしたのは、とある大手家電量販店の値段設定。
買おうと思っていたパナソニックの美容家電の値段を調べたら、そのお店での値段が他の店よりも高い。
どういうことかと思えば、ポイント10%還元が売りのそのお店は、10%を引いて初めて他店と同じ値段になる価格設定になっていたのです。比べることも調べることもなく買ってしまうと、知らないままでした。
結局、免税はできないけれど、最初から値段設定が安いお店というのを見つけたので、そちらで購入に至りました。
一度日本についてしまうと忙しいので、日本に向けて出発する前に欲しいものをリストアップし、ネットで価格調査し、場合によっては日本に到着する前にネットショップで買ってしまうのが賢明だと思います。
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