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ドイツの小学校はこんなとこ

わが子の学年が上がった時に驚いたことなんですが、学年があがって教えないといけないことが増えてくると、ドイツ的高学年は昼食のの時間に詰め込みます。

すると、お昼ごはんの開始時間が後ろにずれていきます。「それじゃお腹がすいちゃってもたないでしょう!」とならないために、午前の「朝食」が大事になってくる。

うちの子の通った小学校①は全学年が利用する給食用の部屋があり、そこでは子供自身が好きなものを好きに盛り付けてよかったらしい。その結果、昼食が遅い日には「肉団子と芋」のメニューのはずが、行ったら肉団子はもうカラだったりしたとか。

「ビオだから」とかいうことで安くない給食費をおさめてたのに、と思うと、親としても納得がいきませんでした。

クラス・担任は持ち上がり

これは小学校によって違うかもしれませんが、わが子の小学校①は1,2年生は担任持ち上がり。3年生から別の担任。クラス替えはなしというシステムでした。

小学校②は入学時から卒業までクラスも担任も持ち上がりでした。

こうなると、担任がどんな先生になるか、とっても重要。クラスでいじめがあったりしても、転校しない限り卒業まで耐えなくてはならず、なかなかの試練。

教科に明確な線引きはない

さすがに「ドイツ語」「算数」「体育」「英語」くらいはありますが、その他が「Sachunterricht」=諸々科とでも訳せばいい?としてまとめられています。

その中で、社会科、理科、みたいな一般常識の基底になるものを教えられているはずなんですが、何年生で何を教えなくてはいけない、みたいなはっきりとした決まりはないとか。

なので、「その先の学校」に色んな学校のいろんなクラスの子供が集まった時に、子供の常識度に差があってカオスらしい。

教科書は借り物で持ち帰れない

これ結構有名かもしれません。

教科書は学校から「貸し出され」ます。そういう理由で書き込みができません。

ついでにいうと、基本的に家に持ち帰ってくることもありません。

書き込んで使う教材やノート類は購入することになります。リストをもらって自分で手配して購入する学校もあれば、学校が手配をしてお金だけ払うスタイルの場合も。

kid on white table painting
Photo by cottonbro studio on Pexels.com
持ち帰れないと何が不都合って、学校で何をやっているのかよくわからないこと。面談で先生から「英語が遅れています」と言われても、何をやっているのかわからないと、サポートのしようがない。

勉強先取りは嫌われる

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