インスタグラムでアンケートを取った結果です。






マスカラ
良く出ているアイテムがマスカラ。
日本のマスカラは細く長く伸び、カールさせ、かつしっかり乾いて落ちにくい。フィルムタイプもあれこれ種類が出ています。
一方、ヨーロッパのマスカラはまつ毛の一本一本を太くすることが最優先で、次に長さ、最後はカール力。そして自分の経験上、割と乾きにくいものが多い!フィルムタイプは少数派。
それに加えてブラシの形も慣れが必要なことが多い。
だって、こちらの人たち、まつ毛の色は存在感が薄いかもしれないけれど、まつ毛は長くてそもそも上向きのことが多いし、目の形も違うから、マスカラ液の質感もブラシの形も求めるものが違っていても仕方がない!
日本にいると、日本未発売のアレがいい、とわざわざ海外旅行にいく人に買ってきてもらったりするものですが、いやいや日本人の毛質や骨格にあったマスカラは、やっぱり日本が先をいってますって!
ビューラーも出ていますが、これも日本人と西洋人では目の形が違うから!
アイブロウもの
マスカラに並び、アイブロウペンなども。自分自身も、長時間落ちないことを強烈にアピールしている日本の商品の方に魅力を感じることが多いです。
色展開も、日本人に合わせた商品が売られている日本の方が失敗が少ない。
アイライナー
マスカラもアイブロウもアイライナーも。日本の商品の方が落ちにくいものが多いですよね・・・
ファンデーションや下地類
ファンデーションと下地を一緒にすると、コスメにこだわる人に怒られそうですが。
自分自身もファンデーションやコンシーラー、そして下地は日本で買いたいものです。
まず私はこちらで色が合う商品を見つけるのが至難の業。
これなら大丈夫?と思って買って帰っても、全顔に塗ってみると、陶器のような肌どころか、土器のような肌に見えることも珍しくない!

下地に関しては、こちらには色つき下地があまりなくて。
肌色の色つきのBBクリームやCCクリームは出ています。
しかし、透明感を出すという紫や、赤みを消すという緑色などが入った下地はあまりない!日本ではLa Roche-posay のコントロールカラーつきの下地が大人気のようですが、欧州発祥の筈のLa Rocheさん、日本と欧州じゃ商品展開が違う!色つきは肌色のみ。
そうすると、まだ色が合う合わない問題が・・・
アイシャドウ
日本はドラッグストアでも百貨店でも、単色もパレットも無数に種類があり、お店の展示も可愛いし、試せるし、そりゃ欲しくなります!おまけに安いんだから。
洗顔もの、シャンプーなど
こちらの商品って、割と仕上がりがツルツルしないものが多く、洗った感がない。私も「こんなのでいいんだろうか?」と思うことが多かったです。
が、今や慣れました。
こちらの商品は乾燥させないことに重点を置いているし、もしかするとこちらのメイク用品などもそもそも落ちやすく、だから洗浄力がマイルドなのかも?
だって、日本は高温多湿。化粧が崩れやすい環境なので、落ちにくい品質の追求度は日本の方が高そう。
私はドラッグストアの自社ブランドの、「メイク落とし」とされている物をメインに、ポイントメイクはMizellenwasserという名の液体洗顔料を使って顔を洗っています。
日焼け止め
アメリカの方からの回答で、「油分が多い」というものがありますが、欧州も同じ!塗った後はペトペトしているものが多いです。
体に塗るものでベトベトしているものの困るところは、白い服に成分がついて、一夏着たらもう、襟元や袖口が変色して取れないこと・・・。
こればっかりは漂白しても、オキシクリーン漬けにしてもダメです。
ジェルタイプの日焼け止めもないではなく、いろんな商品があるとは思うのですが、私が去年買ったものは塗った後の肌のつっぱる感じが不快でした。
あと、敏感肌用を選ばないと、余計な匂いつきのことも多い。
ドイツ発祥のニベアは「ニベアの日焼け止めの匂い」が、「夏の匂い」として認識されているようで、ドイツ人から「子供達日焼け止め塗ってきたのね!いい匂い!」と言われたこともあるし、日焼け止めの匂いのフレグランスも売りに出されるほど。

こちらはニベア社の公式HPで買うことができます。
こちらには日焼け止めの匂いだけじゃなくクラシックなクリームについている香りの商品もあり、キャンドルあり、ルームフレグランスあり、どうも相当愛されている香りのようです。
日焼け止めの香りのフレグランスの口コミを見ると、「夏の楽しい思い出が蘇る!」というコメントがずらり。
私は浮き輪やビーサンなどのゴム臭い匂いを嗅ぐと、「夏だ〜」と思いますが、その匂いの香水が出たら・・・間違いなく誰も買わない。
アンケートを取って思ったのは
結局なぜ私たちが日本でコスメを買いやすいかというと、日本の方が価格競争が激しくて安いし、比較的綺麗な状態でテスターが出ていることも多いし、口コミ情報が集めやすいからではないでしょうか。
落ちにくい、長時間綺麗に見える、ということに関しては、日本は気候的にも過酷なので相当優れた品質でないと生き残れないだろうし。
それに加えて、女性が「化粧くらい」することを社会から期待されている度合いが高く、誰しもある程度は化粧をしているので、それだけに消費者の要求するレベルが高いんだと思います。
化粧をしないで生活をしていたって誰からも非難されない海外生活は、 ラクでもあります。
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