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母と娘の攻防始まる

去年、子供が生まれて以来初めて日本に単身帰省させてもらったときに、ふと出る自分の一人称が「ママ」になっていることに気がついた自分です。

それくらい、もうどっぷりママ業をやってるわけですが、日本に発つ前に長女にすごく怒ったことがあります。

それは、知らない間に長女が私のヘアマスクを全部使い切ってしまったこと。

家族全員使っていいトリートメントも置いていたんですが、たまに自分が使う用も一緒に置いていました。そして、子供達も、それがママ用だということは知っていました。

そのマスク、気に入ってはいたのですが、馴染ませてから結構ちゃんと放置しないと効果がでなかったせいで、ほんとにたまにしか使っておらず、最初に買ったものは多分1年くらいもちました。そして買い直したばっかり。

そんななか、日本でちょっといい美容院に行くから、バサバサじゃ恥ずかしい。ヘアマスクでもしておこうか、と久しぶりに蓋を開けて静止。

白いポットに白い中身だったので、中身がカラであることが理解できず、裸眼で良く見えない目でもって、しばらく凝視。

もしかして蒸発した?とさえ疑いましたが、どう好意的に解釈しても、誰かが使ったとしか思えない。

これは・・・これは・・・!!!

このことが起きる前にもちょこちょこそういうことがあったのです。

ちょっと置きづらいところに立てて置いてあったプレスドタイプのパウダー化粧品が、気がついたら落とされて粉々になっていたり。

またある時は、どこを探し回っても毛抜きがなかったり。

その犯人は決まって長女。

お年頃の彼女は、私が持っているいろんなものが気になって仕方がなく、ちょっと拝借してみてやれ、と思うんでしょうね。

小さい時には私の化粧品でイタズラしたりすることはなかったのに。

こんなことが何度も起きると、もう信頼するよりも自衛する方が平和。

ということで、本人にはみっちり文句を言いましたが、以降、使ってほしくないヘアマスク(買い直した)とメイク落としは、無地の容器に詰め替えて使うことにしました。

そして昨夜、再び事件は起きます。

両方とも中身が少なくなってきたけど、とりあえず毎日使うメイク落としの方だけ詰め替えを足しておこう。

と、スパチュラを使って、メイク落としを容器いっぱいに足し、「ヘアマスクも足そうかな」とヘアマスクの容器を手に取って気がつく。

ちょっと残ったヘアマスクの上に、メイク落としを詰め替えちゃった・・・

メイク落としは The body shopのもので、冷蔵庫から出したばかりのマーガリンくらいの硬さで白。

ヘアマスクはマヨネーズくらいの硬さで白。

容器は本体の色は違ったけど、蓋は両方白で、同じ大きさで同じ形。

うっかりしてしまった。なんてこったい。

ヘアパックみたいなものが入ったメイク落としを顔に塗っていいんだろうか?捨てる?いや、でも‥!と、考えているうちに、今度は腹が立ってきました。

そもそも誰のせいでわざわざ詰め替えてるんだー!詰め替えなくて良かったら、こんな間違い起きなかったのにー!

とりあえずヘアマスクは別の形の容器に詰め替えることに。

娘も信頼できないけれど、自分も信頼できないので。この調子だと、次は顔にヘアマスク直接塗っちゃう。

そして次にやったのが、おそらく娘に読めないであろう難しい字で中身のヒントを書くこと。

こうして、こうなりました。

ヘアパックは滑、メイク落としは。鹸

髪、とか、粧、とかの字は割と目にするので、読めずとも意味くらいは察するかもしれない、ということで避けました。

日本語能力のポテンシャルが良くわからないドイツ育ちの12歳・・・

なんとも言えない味わい。

ちなみに、マニキュアで書いてます。石鹸の鹸なんて初めて書きましたが、まさかネイルブラシで書くことになるとは。

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