Visit Japan Webは長ったらしいので、VJWと略させてください。
とりあえずスクショ
VJWの登録がうまくいったらオススメしておきたいのが、QRコード画面のスクリーンショットをとっておくこと!
みなさんはフリーwifiにうまく繋げないことってないですか?
私はありがちで。
同じことが関空でも起こったのです。
そのせいでVisit Japan Webのページにアクセスができず!でも、スクショでも通用しました。
実際の流れ
まずは検疫
飛行機から降りると
飛行機から降りて歩き始めると、空港職員の方が数名待ち構えており、VJWのQRコード画面を用意するようにと指示されます。ここはみなさん歩いてるところなので、歩きスマホで用意しますよ。
さらに進むと、実際にそのコードをチェックする係が数名待機されています。
QRコードのチェックとは?
コードのスキャナーなどは使われませんが、見せて終わりではなく、スマホ画面に職員が実際に触れます。その時に画面がスクロールができないことから、スクショであることはバレてしまいますが、「スクショで問題ないですよ」と言われました。

青い紙
このチェックが合格な人には青い紙が手渡されました。
青い紙は「健康カード」という見出しで、日本語と英語で日本における感染拡大防止対策について書かれています。
それは例えばソーシャルディスタンス、マスク、消毒手洗い、三密を避けろ、等。
そしてコロナに感染の疑いがある場合の相談先が書かれたウェブサイトのアドレス、相談窓口の電話番号など。

これが実際の青い紙です。
そこからまだまだウォーキングツアーは続きます。随所に空港職員が待機して道案内をしていますが、青い紙を目印に途中で進路が別れます。
青紙がある時
青い紙を渡された人の場合は、歩いた先に待ち構えているのはパスポート審査と荷物のピックアップ、税関処理のみです。
到着ゲート次第だとは思いますが、エミレーツを利用した私は相当の距離を歩くことになりました。ロングフライト後になまった足がとても鍛えられます。
青紙がない時
そこそこの人数が、ラップトップがいくつも置かれた会議机があるエリアに誘導されているのも見ました。推測ですが、青紙を渡されなかった人達でしょう。そこでは、VJWに登録するべき内容をその場で登録するのでしょう。
これで、「検疫手続き(ファストトラック)」に関しては終了です。これ以上追求されることはありませんでした。
「空港で職員に」の項目は?
ちなみに、私が登録した段階では座席番号も入力する項目があり、その時点で座席が決まっていない場合は空港の担当職員に座席番号を申告するように、ということになっていました。私はチェックインまで座席を取らなかったので登録時は空欄のままでしたが、結局それについては一切聞かれずじまいです。
というか、QRコードをスキャンするわけじゃないので、空欄だったかどうかなんて確認のしようがありませんね。
vjwに入力を求められる項目は折々アップデートされているようなので、もしかしたら座席を記入する項目は削除さえされているかもしれません。
入国審査
VJWとは関係ないのですが、税関の手続きに移るまでに入国審査があります。
2019年に帰国した際にはドイツのパスポートしか持っていない子供達を従えていたので「外国人」が並ぶ行列に並んで入国審査員にパスポートを見せたのですが、今回は単身だったので、自動化ゲートを初めて利用しました。
免税で買い物をする予定がある場合は、このゲートをでたところでパスポートに入国スタンプを押してもらうことを忘れずに!
税関
入国審査を済ませると預けたスーツケースのピックアップ、そして税関の手続きです。
ここでまたVJWに登録して得た第二のQRコードの出番!
検疫のためのQRコードはチラ見せして終わりでしたが、税関のほうは?
というと、セルフレジならぬ電子申告端末を使ったセルフスキャンで手続きをすることになっています。そのせいか、大混雑。
その一方で、税関職員が待機しているカウンターのほうは明らかにすいている。
ということで、私は新しいシステムのほうにはいかず、場合によってはスーツケースを開けて中を確認しよう、と待ち構えている税関職員のほうでてづきをしました。
そこでは旧来のようにパスポートを見せて経由地と申告義務がある所持物の有無を聞かれたのみ。QRコードは提示せず、です。
スーツケースを開けるよう言われることもなかったので、ここでようやく一連の手続きから解放されたのでした。
感想
「水際対策の簡略化」としては成功した試みかもしれませんが、水際がないがために水際対策もないような国が現住所な者の目からすると、そもそもその水際対策は必要なの?と思ってしまいます。マスクもさることながら、この「水際対策」はいつまでやるんでしょうね?
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