インスタグラム doitsu.kurashi で質問をいただきました。
乳児を連れての子連れフライトの場合、ANA とルフトハンザと、どちらがいい?
この場合はドイツ在住の方からの質問なのでルフトハンザが指定されていますが、日系以外のどの航空会社にもあてはまると思って読んでください。
ANAの圧勝ではあるけれど

入った票の数ではANAの圧勝なのですが、追加で届いたコメントを読むと、ANAしか考える余地がないわけではない、と考えざるをえません。
日系支持派の意見
- 食事の時間に融通がきく
- 色々フォローしてくれる
- 言葉が安心
- 馴染みがある商品がベビーミールとして機内で提供される(アンパンマンの煎餅や、キューピーの瓶など)
- ANAならファミリーサポートがつけられる
ANA独自のサービス、ファミリーサポートについて
ANA運航便における取扱いです。コードシェア便および他航空会社が運航する便については、各運航航空会社へお問合わせください。
ANA HPより
ファミリーサポートと呼ばれるサービスの内訳としてはこんな感じ
エアポートサポート
大人一人で3歳以下の子連れの場合は出発空港のチェックインカウンターから搭乗ゲートまで付き添いをつけてくれるそうです。乗り継ぎ空港、到着空港でもこのサービスは利用できます。(出発の72時間前までに電話予約)
ベビーカー貸し出し
チェックインカウンターでお願いすると借りられ、搭乗口まで利用することができます。
機内でのベビーベットの使用
ベビーベット(バシネット)は電話予約(出発48時間前までに電話予約)
予約すると、特別なガーゼタオルも用意してくれるらしい。
JETKIDSなどの携帯用ベッドも使用・持ち込みが許されていますが、全ての席で使えるわけではありません。詳しくはHPに明記があります。(隣の席の人がその商品に妨げられずに席を離れることができる座席であれば大丈夫)

日系をお勧めしない理由
- サポートは手厚いけれど逆に気を遣う。
ミルクも作ってくれるけれど、自分で作るほうが気が楽。
- 日本人ビジネスマンが多く緊張する。
泣いたら「静かにしてね」オーラが強い。夜便で子供が泣いたら、乗務員さんが「これで寝られるかなー」と「ねんねの絵本」を持ってきて、プレッシャーだった。
バシネットが小さい(ANAは体重制限が10kgまで)
日系でないエアラインをおすすめする理由
- 乗客も外国人のほうが赤ちゃんに寛容
- 日系で提供される日本の離乳食は量が少ない
- 外国育ちの子供の場合、現地で馴染みがある離乳食のほうが慣れていて食べてくれる(どちらにしても食べない可能性もあるので、好みのものを持ち込むのが
- バシネットが大きい(ルフトハンザは体重制限が11kgまで。)
エアライン直接予約!
ANA経由でルフトハンザの便の予約をとったらバシネット席が指定できず、チェックインしてみたら一番後ろの倒せない席の真ん中四隻のど真ん中二席にされていて、変更してもらえなかった。
バシネットを確保して安心するためには、航空会社に電話をして直接オペレーターに予約です。今この瞬間のHPの情報によると、ルフトハンザの場合のバシネットの予約は出発の52時間前まで。ANAが48時間前まで。こういったものはいつ変更があるかわからないので、これに関しては調べて確認してみて下さい。バシネットもつけられる席の数に限りがあり早い物勝ちなので、航空券の予約を確定したら即予約しましょう。
行き違いというのは必ずあるものなので絶対大丈夫とは言えませんが、うちはこれまでこの方法でバシネットにあぶれたことはありません。
ANAはサイト上でカスタマーセンターの電話番号を簡単にみつけられますが、ルフトハンザはちょっと難しかったです。
公式サイト上のヘルプ&コンタクトを開くとAIチャットが出てくるので、そこに Baby Bassinetとか Baby Bedとキーワードを入れてみて下さい。その国のサポートセンターに電話がかけられるよう番号を表示してくれます。サポートセンターでは英語でもコミュニケーション可能なので、気後れしても頑張りましょう。予約は出発の52時間前までですよ!

Google等で検索すると、詐欺サイトが表示され個人情報の入力を求められる場合がある、とルフトハンザ日本語公式HPでは注意喚起しています。
※おまけ※バシネット席のおすすめは?
機内のどのポジションがおすすめですか?という質問もいただいていたのですが、バシネットがつけられるのは機内を分ける壁に面する席のみで、そうなると窓側2ブロックか、中央の1ブロックか、の二択となります。
この方の場合は赤ちゃんと小学生のお子さんの二人とご夫婦二人、という組み合わせだったので、経験者がすすめるのは中央列でした。
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